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ロレックス サブマリーナ全モデル解説と価格の完全ガイド

ロレックスのサブマリーナを買いたいと思ったとき、まず最初に悩むのがモデル選びではないでしょうか。

デイトとノンデイトの違いは何か、グリーンサブや青サブはどういう時計なのか、そもそも今の値段はいくらなのか——正規店で買えないことも多い今、中古での購入を検討している方も増えています。

この記事では、サブマリーナの全モデルの特徴を一通り整理した上で、定価・値段・価格推移・中古相場まで、購入前に知っておきたい情報をまとめています。

「どれを選べばいいかわからない」という方から、「価格のことを詳しく知りたい」という方まで、この記事を読めばサブマリーナに関する疑問がひとつひとつクリアになっていくはずです。

記事のポイント

  • サブマリーナのデイトモデルとノンデイトモデルの違いと選び方のポイント
  • グリーンサブ・青サブ・黒サブ・コンビモデルそれぞれの特徴と魅力
  • 2026年最新の定価・値段・価格推移と中古市場の相場感
  • 中古で購入する際に失敗しないための注意点と選び方

ロレックス サブマリーナの魅力と全モデル徹底解説

サブマリーナは1953年に誕生したロレックスを代表するダイバーズウォッチです。

70年以上にわたってモデルチェンジを重ねながらも、その本質的なデザインは変わらず、今もなお世界中の時計ファンを魅了し続けています。

現行ラインナップは大きくデイトモデルとノンデイトモデルに分かれ、さらにベゼルやダイヤルのカラーバリエーション、素材の違いによっていくつかのシリーズに展開されています。

まずはそれぞれのモデルの個性と、どんな人に向いているのかを順番に見ていきましょう。

デイトモデルの特徴と選び方

サブマリーナのデイトモデルとは、文字盤の3時位置に日付表示窓(デイト機能)が搭載されているモデルのことです。

現行モデルの代表格はRef.126610LN(ブラックベゼル×ブラックダイヤル)とRef.126610LV(グリーンベゼル×ブラックダイヤル)の2種類で、どちらも直径41mmのステンレススチールケースを採用しています。

デイト窓の視認性を高めるために、3時位置にはサイクロップレンズ(拡大鏡)が装備されているのも特徴のひとつです。

選び方のポイントとしては、まず「日付確認を習慣的に腕時計でしたいかどうか」という点が大きな判断基準になります。

ビジネスシーンで腕時計を多用する方や、スマートフォンを頻繁に確認しない環境で働く方には、デイト機能の実用性が光ります。

デイトモデルの主なスペック(現行 Ref.126610LN)

項目 内容
ケースサイズ 直径41mm
素材 ステンレススチール(オイスタースチール)
ムーブメント Cal.3235(自動巻き)
防水性能 300m防水
パワーリザーブ 約70時間
ベゼル素材 セラクロム(セラミック製)

Cal.3235は先代のCal.3135に比べてパワーリザーブが約48時間から約70時間へと大幅に延長されており、実用性がさらに高まっています。

また、ブレスレットもオイスターブレスレットにグライドロック機構が採用されており、ダイブスーツの上からでも装着しやすい設計になっています。

デイトモデルはノンデイトモデルと比べると価格がやや高く設定されていますが、機能面の充実度とロレックスの中での流通量の安定性を考えると、初めてサブマリーナを購入する方にも選びやすいモデルと言えます。

ノンデイトモデルの特徴と選び方

ノンデイトモデルは、その名のとおり日付表示機能を持たないモデルです。

現行モデルはRef.124060で、2020年に先代のRef.114060から刷新されました。

文字盤に日付窓がないため、3時位置のスペースがフラットに統一されており、よりシンメトリカルで無駄のないフェイスが実現されています。

この「余計なものを省いたシンプルさ」こそが、ノンデイトモデルの最大の個性です。

初代サブマリーナ(Ref.6204)もノンデイト仕様だったため、「オリジナルの形に近い」という点もコレクター心をくすぐります。

ノンデイトモデルが向いている方の特徴としては、以下のような点が挙げられます。

  • 時計はあくまで「時刻確認のツール」として使いたい、シンプル志向の方
  • サイクロップレンズによる視覚的な非対称感が気になる方
  • デイトモデルより少し予算を抑えたい方
  • よりクラシカルでプロフェッショナルな雰囲気を好む方

現行のRef.124060はケースサイズが先代の40mmから41mmへと変更されていますが、ノンデイトらしいシャープな印象はしっかりと継承されています。

ムーブメントはCal.3230を搭載しており、パワーリザーブ約70時間という点はデイトモデルと同等です。

日付機能の有無は「どちらが優れているか」という話ではなく、完全に好みと用途次第です。ノンデイトを選んで「日付が見られなくて不便だった」という声がある一方、デイトを選んで「サイクロップレンズが気になってくる」という方もいます。実際に店頭で両方を手に取って比較するのが一番確実な選び方だと思います。

グリーンサブの希少性と人気の理由

グリーンサブとは、ロレックスのサブマリーナのグリーンカラーのベゼルを持つモデルの総称で、現行モデルではRef.126610LVがこれにあたります。

「LV」はフランス語で緑を意味する「vert(ヴェール)」に由来しており、ロレックスのコーポレートカラーであるグリーンを身にまとった特別感のあるモデルです。

現行モデルの126610LVでは、グリーンのセラクロムベゼルとブラックのダイヤルが組み合わされており、この対比が非常に存在感のある雰囲気を生み出しています。

グリーンサブが高い人気を持つ理由は、大きく2つあります。

ひとつは流通量が黒サブよりも少なく、正規店でも入手困難であることです。

もうひとつは海外、特に中国をはじめとするアジア圏でのグリーンカラーへの需要が非常に高く、国際的な需要が相場を押し上げ続けていることです。

2026年1月の定価改定後の参考定価は税込で約176万4,400円(Ref.126610LV)とされており、黒サブ(Ref.126610LN)の約119万6,800円と比べると定価でも大きな価格差があります。

さらに中古市場では定価を大きく上回る水準で取引されており、2026年2月時点での二次流通価格は240〜280万円前後が相場感です。

なお、価格はあくまで一般的な目安であり、時期や個体の状態によって変動します。最新の価格については各販売店・買取店にてご確認ください。

 

青サブが選ばれる理由とその魅力

青サブとは、ブルーのダイヤルとブルーのセラクロムベゼルを組み合わせたサブマリーナのコンビモデル、Ref.126613LBを指します。

「LB」はフランス語で青を意味する「bleu(ブルー)」の頭文字で、ステンレススチールとイエローゴールドの素材を組み合わせたロレゾール仕様が最大の特徴です。

深みのあるロイヤルブルーのダイヤルとベゼル、そして金の温かみが融合した佇まいは、黒サブや緑サブとはまったく異なるラグジュアリー感を放ちます。

スポーツウォッチとしての堅牢さを持ちながら、ドレッシーな場面にも対応できる汎用性の高さが、青サブが選ばれる大きな理由のひとつです。

青サブの魅力を特に感じる場面としては、スーツ着用時のビジネスシーンや、少しフォーマルなディナーの席などが挙げられます。

ダイバーズウォッチでありながらゴールドの品格が加わるため、「腕時計で少しだけ差をつけたい」という方に長年支持されてきたモデルです。

2026年1月の定価改定後の参考定価は税込で約265万7,500円前後とされており(あくまで参考値)、コンビモデルという性格上、ステンレスのみのモデルと比べると価格帯は大きく上がります。

青サブは「ゴールドが目立ちすぎて普段使いしにくい」という意見もあります。コーディネートとの相性が気になる方は、実際に試着してみてから判断するのがおすすめです。

黒サブの定番人気とコーディネート術

黒サブとは、ブラックのセラクロムベゼルとブラックのダイヤルを組み合わせたサブマリーナの定番モデルを指します。

現行モデルではステンレスのデイトモデルであるRef.126610LNがその代表格ですが、コンビモデルのRef.126613LN(黒文字盤×イエローゴールド)を特に「黒サブ」と呼ぶ場合もあります。

純粋なステンレス仕様の黒サブはサブマリーナの中でも最もシンプルかつ汎用性が高く、「ロレックスのサブマリーナ」と聞いて多くの人が真っ先に思い浮かべるビジュアルがこれです。

カジュアルからビジネスまで幅広いシーンで使えるオールラウンダーであり、コーディネートを選ばない懐の深さが長年の定番人気を支えています。

コーディネート術のポイントとしては、ステンレスのシルバーカラーが多様なウェアと馴染みやすい点を活かすことが基本です。

デニムやチノパンなどのカジュアルスタイルはもちろん、スーツとの相性も抜群で、特に無地のネイビースーツや黒のスーツと合わせると時計の存在感が際立ちます。

また、黒サブはリセールバリューの高さでも定評があり、定番モデルゆえに常に中古市場での需要が安定しています。

資産価値を意識しながら長く使いたいという方にとっても、黒サブは非常に賢い選択と言えるでしょう。

ロレックス サブマリーナの購入前に知るべき価格情報

サブマリーナを実際に購入する前に、価格に関する情報は必ずチェックしておきたいところです。

ロレックスはほぼ毎年のように価格改定を実施しており、定価も中古相場も年々変化しています。

ここでは、コンビモデルの価格帯から始まり、定価と実勢価格の乖離、値段に影響する条件、中古での選び方、そして価格推移まで順を追って解説していきます。

購入を焦らず、価格の全体像をしっかり把握した上で後悔のない判断をしていただければと思います。

コンビモデルの特徴と価格帯

サブマリーナのコンビモデルとは、ステンレススチールとイエローゴールドを組み合わせた「ロレゾール」仕様のモデルです。

現行ラインナップではRef.126613LB(青サブ)Ref.126613LN(黒サブ)の2モデルが展開されています。

コンビモデルは素材コストがかかる分、ステンレスのみのモデルより定価が大幅に高く設定されています。

2026年1月の定価改定後の参考定価は、126613LBおよび126613LNのいずれも税込約265〜270万円前後が目安とされています(あくまで参考値。正確な最新定価はロレックス公式またはご購入検討の店舗でご確認ください)。

コンビモデルとステンレスモデルの価格比較(2026年1月改定後の参考定価・税込概算)

モデル・型番 素材 参考定価(税込概算)
サブマリーナ デイト Ref.126610LN(黒サブ) ステンレス 約119万6,800円
サブマリーナ デイト Ref.126610LV(グリーンサブ) ステンレス 約176万4,400円
サブマリーナ ノンデイト Ref.124060 ステンレス 約106万8,300円
サブマリーナ デイト Ref.126613LB(青サブ・コンビ) ステンレス×イエローゴールド 約265万円前後
サブマリーナ デイト Ref.126613LN(黒サブ・コンビ) ステンレス×イエローゴールド 約265万円前後

※上記はあくまで一般的な目安です。正確な最新定価はロレックス公式サイトまたはお近くの正規販売店でご確認ください。

コンビモデルは中古市場でも高値で取引されており、特にロレゾールの品質を好む方や、腕元に少し華やかさを加えたい方に根強い人気があります。

ただし、コンビモデルは2026年1月の定価改定でコンビ系モデルが約8〜9%の値上げとなったことが確認されており、購入するならタイミングも重要です。

定価と実勢価格の乖離を徹底解説

ロレックスのサブマリーナを購入しようとした方の多くが最初に驚くのが、定価と実際の販売価格の大きなギャップではないでしょうか。

サブマリーナを正規店(日本ロレックスの正規販売店)で定価通りに購入できる確率は非常に低く、人気モデルでは約5%程度とも言われています。

正規店での販売は購入実績や常連度によって優先される傾向があり、初めて訪れた方が即購入できるケースはほとんどありません。

その結果、並行輸入店や二次流通市場での実勢価格は定価を大幅に上回ることが常態化しています。

例えば、定価約119万6,800円の黒サブ(Ref.126610LN)は、並行輸入店や中古市場では2026年2月時点で180〜230万円前後で取引されているケースが多いという状況です(あくまで目安であり、状態・時期によって大きく変動します)。

この乖離が生じる最大の理由は、ロレックスの供給量が需要に対して意図的に絞られていること、そして毎年の定価改定による価格上昇が相場の底上げを続けていることにあります。

注意:定価で購入できるのは一部の方だけ

「定価で買えば絶対お得」という認識は正しいですが、そのためには正規店との長期的な関係構築が必要です。並行輸入店やセカンダリー市場での購入は定価を上回りますが、在庫があれば即日購入できるという現実的なメリットもあります。どちらが自分に合っているかを考えた上で判断することが大切です。

ロレックスの正規店での購入方法や入手難易度については、ロレックスを定価で購入するための方法と最新ルールにも詳しくまとめていますので、あわせてご参照ください。

値段に影響する条件と注意点

サブマリーナの値段は、同じモデルであっても様々な条件によって大きく変わります。

購入前に主な影響要因を把握しておくことで、適切な価格判断ができるようになります。

付属品の有無

箱(オイスターケース)・保証書(ギャランティカード)・余りコマ・タグ・購入レシートなどの付属品が揃っているかどうかは、販売価格・買取価格の双方に大きく影響します。

特に保証書の有無は数万円〜十数万円の価格差につながることもあり、フル付属品かどうかはチェックの優先度が高い項目です。

コンディション(状態)

傷の有無、ムーブメントの精度、ブレスレットの伸びや遊びの大きさなど、時計の状態は価格に直結します。

ポリッシュ(磨き)が施されているかどうかも注意が必要で、研磨によってエッジが丸くなったものはコレクター市場では評価が下がることもあります。

製造年・シリアルナンバー

旧型モデルや製造期間が短かったモデルは希少価値が上乗せされることがあります。

特にアンティークモデル(5桁・4桁リファレンス)は状態と年代によって価格が大きく異なります。

為替と定価改定タイミング

円安・スイスフラン高が進行すると中古市場の相場も上昇しやすくなります。また、ロレックスの定価改定(例年1月)の直後は、改定前に駆け込みで購入した個体が中古市場に流通することもあり、一時的に相場が動くことがあります。

価格に関する情報はあくまで目安です。購入・売却を検討している場合は、最新の相場を確認した上で、信頼できる時計専門店のスタッフに相談されることをおすすめします。高額商品であるため、最終的な判断は慎重に行ってください。

中古市場での選び方と注意すべきポイント

正規店での購入が難しいサブマリーナを入手する現実的な手段として、中古市場の活用は非常に有効です。

ただし、中古ならではのリスクもあるため、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

信頼できる店舗を選ぶ

ロレックスはスーパーコピーが横行している市場であるため、購入先の選定が最も重要な判断です。

古物商許可証を取得している実店舗のある時計専門店、あるいは実績のある大手買取チェーンを選ぶことが基本です。

フリマアプリや個人売買での購入は、偽物や説明と異なる個体をつかまされるリスクがあり、高額商品であるサブマリーナにはあまりおすすめできません。

オーバーホール履歴を確認する

ロレックスは精密機械であり、定期的なオーバーホール(分解清掃・注油)が必要です。

一般的にはおおむね3〜5年に一度が推奨されており、直近のオーバーホール履歴が確認できる個体は安心感が高いです。

オーバーホール費用は状態やモデルによって異なりますが、一般的な目安として10万円前後かかることを念頭に置いておくと、購入後の維持コストの計画が立てやすいです。

付属品を確認する

前述のとおり、保証書・箱・余りコマ等の付属品の有無は価格に影響するだけでなく、時計の来歴(本物であるかどうかの証拠)としても重要な役割を果たします。

中古でサブマリーナを探す際は、一店舗だけで即決せず、複数の店舗を比較することをおすすめします。同じモデル・同じ状態でも店によって数万〜十数万円の価格差があることは珍しくありません。時間をかけて情報収集することが、後悔しない買い物につながります。

 

価格推移から読む今後の動向

ロレックスのサブマリーナの価格推移を振り返ると、長期的には右肩上がりの傾向が続いています。

2020年の新型モデル(Ref.126610系・Ref.124060)登場を機に相場は大きく上昇し、2022年にはピークを迎えました。

その後2023年に一時的な調整が入ったものの、2024〜2026年にかけて再び上昇基調に転じており、特に現行モデルの人気は安定しています。

価格推移の具体的な一例として、黒サブ(Ref.116610LN・旧型)の買取相場は2013年時点で約50万円台だったものが、2026年2月時点では約165万円前後まで上昇しています(一般的な目安)。

現行の黒サブ(Ref.126610LN)は2026年2月時点で約210〜225万円前後で取引されているケースも見られます(あくまで目安)。

この価格推移を支えている主な要因は次のとおりです。

  • ロレックスによる毎年の定価改定(2024年、2025年、2026年と連続して値上げ)
  • 円安・スイスフラン高による輸入コストの上昇
  • 正規店での購入制限強化による二次流通市場への需要集中
  • 世界的なロレックスブランドへの需要の高まり

今後の見通しについては、定価改定が続く限り中古相場の底上げも続くというのが大方の見方です。

ただし、相場は必ずしも一方向に動くわけではなく、世界経済の動向や為替の変化によっては調整が入る可能性もあります。

価格情報はあくまで参考として捉え、投資目的ではなく「長く使いたい一本を選ぶ」という視点で購入を検討されることをおすすめします。

最終的な購入判断については、信頼できる時計専門店のスタッフや、ファイナンシャルアドバイザーへのご相談もご検討ください。

ロレックスサブマリーナ購入前の総まとめ

ここまでロレックスのサブマリーナのモデル別特徴から価格情報まで一通り見てきました。

最後に、購入前に整理しておきたいポイントを改めてまとめます。

モデル選びについては、日付表示が必要かどうかでデイトかノンデイトを選び、カラーリングや素材はコーディネートや用途、そして予算に合わせて選ぶのが基本的な流れです。

グリーンサブは希少性と個性を求める方に、青サブや黒サブのコンビはラグジュアリー感を大切にしたい方に、ステンレスの黒サブはオールラウンドな使いやすさを重視する方に向いています。

価格面では、正規店定価での購入は極めて難しいというのが現実です。

並行輸入店や中古市場を上手に活用しながら、信頼できる専門店で納得のいく一本を見つけることが大切です。

また、ロレックスは毎年のように定価改定が行われているため、最新の定価情報は必ずロレックス公式サイトや正規販売店で確認するようにしてください。

サブマリーナは長年使い続けても飽きのこないデザインと高いリセールバリューを持つ、時計としての完成度が非常に高い一本です。

焦らず、自分が本当に気に入ったモデルと出会えるまでじっくりと探してみてください。

最終的な購入にあたっては、専門店のスタッフへの相談と最新の公式情報の確認を必ずお忘れなく。

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